短期消滅型メッセージアプリであるSnapchatでは、友人とやり取りしたメッセージは受信して表示した後 10 秒間で消えてしまいます。記録に残らないので、ちょっと伝えたいことや、あまり人に見られたくない情報を共有する際に重宝され、2011年のリリース以降、25歳以下の女性を中心に月間アクティブユーザーは1億人、日々やりとりされるメッセージの数は400万にのぼります。参照データ
そのSnapchatが2014年11月17日に、お金を瞬時に送れる機能Snapcashをリリースしました。その内容は話題を呼び、Snapchatが提供する紹介ビデオの閲覧回数は数日にして100万回を超えています。
このSnapcashはメールのやり取りだけで送金を可能にするSquareとの連携によって実装されており、Snapchat のアカウントに登録した銀行のデビットカード情報はSquareによって安全に保管され、Squareを通じて送付先の銀行アカウントにお金が直接振り込まれる仕組みです。
送金操作はとても簡単で、お金を送りたい友人に対してチャット画面を開き、そのメッセージ欄に送りたい金額を入力して、緑のボタンを押すのみ。Snapchatは、この機能を通じて、送金をより素早く楽しくすることを目指すようです。
今のところ、Snapcashは米国内のSnapchatユーザー(18歳以上のデビッドカード保有者)に対してのみ提供されようですが、日本でも早期に提供が開始されることを期待したいです。